県連交流登山・櫛ヶ峯山行報告

山 名 南八甲田・櫛ヶ峯

期 間 2016年8月11日(木・祝日)

参加者
      青森勤労者山岳会 9名   青森ファミリーハイキングクラブ 3名     ( 計12名 )

       CL Y.HANADA   SL N.NAKAMURA    SL M.SAKURADA

コースタイム

 横内P発500→猿倉温泉600→矢櫃橋727→松次郎清水820→駒ヶ峯分岐913→櫛ヶ峯分岐9551155櫛ヶ峯頂上1225→櫛ヶ峯分岐1357→矢櫃橋1625→猿倉温泉1751

 

山行記録

 今年の県連交流登山は初めて県内になり、「山の日」制定に合わせて8月11日に実施した。天気は晴れ、空気が乾いている。朝焼けが奇麗な5時に青森を発ち、6時に猿倉温泉を出発する。ペースはゆっくり目で駒ヶ峯分岐が9時13分、ここから遠くの山脈に岩手山が見える。余りにくっきりと間近に見えるので最初は半信半疑だった。櫛ヶ峯分岐は予定タイムの10分遅れの9時55分に着くが、ここから2時間を要し11時55分、櫛ヶ峯頂上に着く。途中のアップダウンの道は笹が覆い被さり一層歩きにくくなっている。空気が澄んでいて陸奥湾の夏泊半島がすっきり見え、遠くに薄らと北海道の山々も確認できた。頂上では夥しいトンボが波状的に湧き上がるように群れ飛ぶのに遭遇する。櫛ヶ峯の登り口の湿原にはキンコウカが咲き、道端にはタチギボウシの花が目立つなど夏の終わりから秋のような気配である。頂上を12時25分に発つが思うように時間を短縮できず猿倉温泉には予定の16時半から大幅に遅れ17時50分に到着する。実に11時間50分の行動時間であった。

 今回の櫛ヶ峯は健脚者で9〜10時間を要するロングコースであるが、メンバーは一人を除くと70歳台4人、60歳台7人の高齢パーテーであるにもかかわらずよく頑張ったと思う。だが、中には高齢化に伴う体力の衰えか当日の体調不良か判らないが歩き始めからペースが遅く、途中から足下がふらつき気味になる人もいたのには考えらせられた。高齢化に伴い体調のカバー力が衰えるのかも知れず、今後の山行の組み方にも一考を要するようである。( Y.HANADA 記 )